お魚は健康食!お魚を毎日食べましょう!

たらこ・明太子

たらこ・明太子

別名、赤いダイヤとも呼ばれます。お酒に、ご飯のおともに人気の高い食材です。

「すけとうだら」のメスの腹から取り出されたばかりの真子(卵巣)を「生たらこ」と呼び、一般に出回る「たらこ(塩すけそうこ)」、「明太子」は塩蔵加工されたものです。産卵前の卵巣は、腹の中に2つずつ並んでいることから、一対で一腹と数えられます。「すけとうだら」も「たら」の一種で、1970年代までは日本の漁獲量の3分の1ほどを占める魚でした。身は干しだらや練り製品の材料となっていますが、漁獲量が減った現在、「たらこ」、「明太子」の原料として多くは、アラスカやロシアから輸入したものも使用されています。「まだら」の卵巣も、煮つけ、和え物、和え焼き、しょう油漬けなどで食べると美味しいといわれます。

「生たらこ」はベージュから薄いピンク色をしていますが、塩蔵されて加工された「たらこ」は赤く色づけられています。昔は今よりさらに真っ赤に着色されていたので、その色合いから「紅葉子」とも呼ばれ、その呼び名が今も残っている地域があるそうです。「たらこ」は、そのまま食べても美味しいですし、おにぎりやお茶漬けなどの具としても人気があります。また、薄皮からほぐしてマヨネーズと和えたり、パスタに和えたりと和食だけではなく、洋食にもピッタリです。

「たらこ」を唐辛子で味付けした「辛子明太子」は、韓国語で「すけとうだら」のことを明太(ミョンテ)と呼び、韓国式に辛く味付けした「すけとうだら」の子という意味で、日本で「辛子明太子」と呼ぶようになったそうです。毎年1月10日は明太子記念日として登録もされています。

「たらこ」、「明太子」はどちらも栄養価的に優れ、様々なビタミンやアミノ酸、ミネラルを含み、アンチエイジングにも期待できる食品です。

おさかなセールスポイント

  1. ●お酒のアテに!ご飯のおかずにぴったりです!
  2. ●プチプチとした歯ごたえがクセになる食感!
  3. ●美容・健康に嬉しい成分がたっぷりの食材です!

出回り時期

国産の入荷量は3月、12月が多くなっています。輸入ものは一年を通して安定した入荷量があります。国産の主な産地は、北海道で、輸入ものは、アメリカ、ロシアとなっています。

現在スーパーなどで売られている「たらこ」は、そのほとんどがアラスカやロシアで旬に漁獲され、船上で採卵し急速凍結された原料を、国内で加工したものです。近代的な船の設備により鮮度の高いものが採取できるようになりました。また、原料が冷凍されて良質な状態のまま輸入されているので、安定供給が可能になり、売価も一年を通じて変動が少なくなっています。

栄養&機能性

ビタミンA、ビタミンB2、ナイアシンなどやミネラルが豊富です。ビタミンB2は細胞の新陳代謝を助けて、成長を促進させるビタミンといわれ、ナイアシンは神経系の働きを活性化し、血行をよくし、頭痛・冷え性などを改善します。ミネラルは、体内の酵素の活性化に必要で、骨や皮膚の発育を促し、免疫力を高め、味覚を正常に保つ亜鉛も豊富に含んでいます。
塩蔵の「たらこ」は塩分が多く、コレステロールも多いので過食には注意しましょう。

たらこ・明太子の食品標準成分表

おいしい魚介の選び方

透明感のあるものを選びましょう。大きすぎず、ふっくらとした形のものが良質です。
  • 「生たらこ」は薄いベージュや薄いきれいなピンク色のものを選びましょう。塩蔵品の「たらこ(塩すけそうこ)」を選ぶ際には、大きすぎず、ふっくらとしていて形が良く重量感のあるものを。皮が薄く身くずれしていないのが、鮮度のよい証拠です。水っぽくないもの、べたつかず、透明感のあるものを選びましょう。部分的に緑色をしていたり、膜が破れているものは、鮮度が落ちている場合があります。切れ子であっても、見た感じ大きく膨らんだようなものは中の一粒一粒が立っていて、粒の食感も良い場合が多いです。「辛子明太子」の場合は唐辛子の色があるのでなかなか見分けが難しいかもしれませんが、透明感があってみずみずしいものが良いでしょう。

お料理・活用方法

おにぎりやお茶漬けの具としてもピッタリ。ご飯のおともとして、トッピングとしても重宝します。

一般的に出回る塩蔵加工された「たらこ(塩すけそうこ)」は、そのままでも良し、おにぎりやお茶漬けの具にもぴったりです。ある「おにぎりの具人気ランキング」では、「たらこ」、「明太子」ともにベスト5に入っており、「たらこ」の人気の高さがうかがえます。「たらこ」は加熱せずにそのまま食用にできますが、焼きたらこも生の時とは違った食感でとても美味しいですね。
薄皮をほぐしながら粒をバラし、マヨネーズに和えたり、パスタに和えたりしても美味しく召し上がっていただけます。ちなみに、“たらこパスタ”は日本が発祥です。
海外では、ギリシャに「タラモサラダ」なるものがあります。実際には「こい」や「ぼら」の魚卵が使われるようですが、日本国内では文字通り「たらこ」を代用品として出されているものもあるそうですよ。ぜひお試しください。

お店・ご家庭のレシピに加えてください! 美味しい食し方をご紹介

① 生食 寿司(軍艦巻き)、マヨネーズ和え、いか明太
② 焼物 焼きたらこ
③ その他の料理 明太子ピラフ、たらこパスタ
④ 加工品 辛子明太子

ご家庭でも簡単!「たらこ」を冷凍保存して美味しさ長持ち!

塩蔵加工された一般的な「たらこ(塩すけそうこ)」は、塩味も効いていて、一度に食べきれるもの(摂り過ぎに注意!)ではありません。そこで、一度に食べきれなくて、でもたくさん買っちゃったな〜という時のために、冷凍保存をお試しください。塩蔵加工されている「たらこ」はきちんとすれば、冷凍をしても美味しさを損なわず保存できます。ぜひお試しください。
①乾燥しないようにラップに包んで、冷蔵庫で保存する。
②冷凍保存の場合は、一本ずつラップに包み、さらに保存袋などに入れて保存する。
③焼いてから冷蔵保存・冷凍保存しておくと、おにぎりやお茶漬けにならそのまま使えて便利!

関連品・加工品紹介

  • 白子

    「たら」本体よりも価値が高いのが白子(精巣)。「白子」は常に高級品で、これも輸入されています。「たら」の価値は白子のあるなしで決まり、白子は未成熟のものよりも成熟して白いものが価値が高いです。生食や、鍋物にも利用されます。

    「白子」のページを参照する




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